クローズ
都会と地方はどう進む。

今年8月には徳島県内唯一の百貨店、徳島そごうが閉店。
閉店と言ってもどこまで閉じるのかは分かり兼ねますが、少なくとも婦人ブティックや紳士のフロア、ブライダルなど緩急見込むフロアは確実にクローズ。
今でもあるのか子供の頃、そごうの屋上に行くと小さい遊園地があったり、夏はクワガタやカブトムシなど昆虫やペットが展示されていたり。
階層は忘れましたが、子供用に飴のつかみ取りが出来るコーナー?があったり。
仕事でも販売応援でごく短期間ですが、オーダーメイドコーナーで勤務したこともあります。
6~7年前にはそのオーダーのメーカーが撤退して、樫山一社になったりとか。
人は向いのカインドウェアに移られたとか。
何とも、世知辛い話を聞いた、思い出深い館です。
友人の住む兵庫でも同じく、西神そごうが8月で閉店。
西神は富裕層が多く、「イオンで買うのでならそごうで買う」とよく耳にしました。
客層がよそに回るもったいなさも然り、別目線でもったいないのは地方に限って多い、ベテランのSuper販売員。
先週は宝石を売って今週は紳士物のスーツ売ります、みたいな2~30年選手の販売員。
例えばオーダースーツ担当、100人いたら100人が名顔一致のベテランカッターもいてたり。
館が無くなれば、あるいは縮小すれば、何とも言えません。
Amazonや楽天、アパレルでもEC化が当たり前に進む一方で、実店舗でトレンドやスタイル提案を行うヤリ手販売員の存在が危ぶまれています。
対面の方が良い服生まれる、とそれは当たり前の話ですが、売り手も買い手も物を観る目が薄れていっているのかもしれません。
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