機能性素材はスポーツ用
気づけば早9月🌙
先日父親から、「稲刈ったし米送ろうか?」とメールをくれました。
もともと祖父の代から農業を本業と並行しており、定年後は本格的に畑を増やし、この酷暑の中も早朝5時から土と戦っております。
ですので、僕は小さい頃から、夏はトマト、きゅうり、ナス、スイカ、オクラ、秋は玉ねぎ、かぼちゃ、ジャガイモ、冬はだいこん、春は早朝に山へ行き、たけのこ、わらび、タラの芽、ふき、田んぼの周りには野生のニラやつくし、思い出すだけでも沢山の旬の物をいただいてきました。
昔から視力が弱い僕は、山へ行って兄弟でわらびを探してもいつも兄に先を越されて、わらびは見つけられなくてもクワガタ採集だけは勝ってやる、と妙な対抗心があったと今では思います。
田んぼに水を張っては見張るのも、稲を刈るのも、米を踏むのも、それを郵便で送ってもらうのも、手間がかかります。
ありがとうしか言えません。
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えーと、なんでしたっけ、機能性素材のことでしたね🔒
これは好き嫌いがはっきり分かれていますが、大体今の5~60代から上の方は嫌い、というより好き好んで選んで着ません。
天然繊維が機能性にも優れていて、何より<色気がある>と理解されているからです。
よく聞くのはストレッチと、夏に多い冷感素材です。
個人的にはそんなもの、スポーツだけの世界でしてくれと思うのですが。(世界陸上今年も面白かったですね~!)
ストレッチは一般的に化学繊維が多いので、汗をかくと蒸れます。あとシワになると戻りにくい。
冷感素材は一時的な冷却効果でしかないので、長時間陽に当たるとむしろ日焼けが進んで見た目も悪くなります。
コンクリートみたいなもので、日陰で触るとひんやり冷たいけど日光に当たるとアチチな素材です。
それでも速乾性はウールよりも優秀ですが、100歩譲っても冷感素材のスーツ生地に色気はないです。
天然か人工か、繊維業界もここ15年で著しく進化したので明確には書けないのですが・・・。
雨の日は化学繊維、それ以外は天然素材を着用すると、快適で季節感もあって好印象かなと思います。
余談ですが、ウール(羊毛)は世界一の機能性天然素材です。
伸縮性があり、シワも伸びやすい、染めやすく、色あせしにくく汚れにくい。
抗菌に優れているので細菌が繁殖しにくい(靴下が有名ですね)。
汗を吸いやすく発散してくれる、水をはじきやすい。
静電気も起こらない。
夏は涼しく冬は暖かい。天然のエアコンとも呼ばれています。
最後に、燃えにくい。(化学繊維は溶けても、ウールは燃え広がらずに炭になります)
デメリットは考えたこともないですが・・・笑
・・・あっても、ないに等しいです笑
まぁ・・・これからも僕が機能性素材(化学繊維)をお勧めすることはなさそうです。
汗かきの僕がどっちも着ているからそう思うのであって、お客様から要望があればお勧めしたいですね🐶
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